どんだけアンコール？

もう寝るつもりでお布団に入ってたダグでしたが

11時になっても帰って来ない娘が もしや終電に乗れないんじゃないかと

心配で眠ってしまうことはなかった様で‥

Aliceがそろそろお風呂に入ろうって思った頃に何やら話し声がして

寝室を覗いたらダグが携帯でお嬢と話してて

あ～ぁ　やっぱりお嬢のヤツ終電間に合わなかったんだ‥

バタバタとダグは出掛ける準備

行ってらっしゃい ご苦労様～ってつもりで見てたら

『あんたも来て 駅前に居ろって言うたけど探す人手が必要やし』

『え～ぇ お風呂入ろうと思ってたのにぃ～』

仕方なくついて行くことに‥

まったくぅ～ダグの不満は聞かされるわ

迎えに行って駅前を走らされるわ

損な役回り‥ 往復の電車賃朝置いて出てやったのに

駅前のロータリーに着いて車を降りてお嬢と友達の二人連れを探す

車の中からきっとあれだねって話してたベンチに腰掛けた二人

後ろから覗き込んだら知らないアベックだった～

で も少し先のベンチにいたいた夜中の不良少女ども

聞けばＭ子ちゃんちのお迎えがまだなんだって‥

えここに一人置いて行けないじゃない

ダグに電話してもう少し待ってって言ったんだけど

明日も仕事なのにぃ～って機嫌悪いしどうしようって思ってたら

目の前の大きなトラックに何やら積み込む作業をしていたお兄さんたちが

『僕らまだしばらく作業してるから見といたげるで』　って言って下さって‥

板挟み状態で苦しんでたAliceは作業中のあんちゃんの提案にすがることに‥

『じゃ お願いします』

お嬢を連れてダグの待つ車へと戻っちゃいました

後にお友達も無事帰宅のメール 一安心

ふぅ もうまた１時だし毎晩こんな時間からお風呂嫌だし 朝にしようかなぁ‥

起きられるかなぁ 明日ちょっと早めに出勤したかったのに



あ また座りながら居眠ってた～

２時だし‥ 珍しく椅子から滑り落ちて目が覚めた