そうなんだ

昔　父に反発ばかりしていた私に母がよく言った

『家長がカラスは白いと言えば、カラスは白なのだ』って

それはどうしたって納得いかない話なのだけれど

今回職場でも　そうなんだって思わされる事象に出くわした

それはたまたま　私が休みだった事と

もと総務にいた人物が関わった事と　

数日前に間違って開封した箱に　それは未使用だと

明記してくれていなかった誰かがいた事と

前日　私が交換した使用済みのカートリッジを

既に管理へ移動していた事と・・

それらによって　思い違いをしたその人物が

私に確認もせずに行動したため、またそれだけの行動力を

持った人物だったために引き起こされた

全く　必要のなかった大騒動によって

思いもよらなかった不名誉な濡れ衣を着せられた事実の真相を

どうにか　店長だけには理解していて欲しくて

間違いの根本を説明しようとした時に

『カラスは白いに決まっているだろう』　って

言われた気がした

なんだよそれ・・

店長までが　そこ、主張するかな？　見損なったぜ

ただ　必ずしも　真実は求められないって事

偉い人にとって有利な事実が正当化されてしまうんだって事

それが現実なんだって事

目の前に確たる証拠があるにも関わらず

何よりの証拠が実際に並んでいるにも関わらず

『あの時はそこになかったんだ』　って言われた

なら　何故確認してくれなかったのか？　尋ねてくれなかったのか？

確認を怠って　他店に迷惑をかけ　店長にご足労頂き

おまけに余計な緊急発注で経費の上乗せまでやっておきながら

何のお咎めもないって　そんな彼女を擁護するなんて

最後の砦に『カラスは白い』と言われてしまった気分

なんだかなぁ　やっぱり　そうなんだ・・

がっかりだよ