痩せたなぁ

お通夜でした。

喪服に包まれた肉厚のないからだが痛々しかった

「もう　こんなに痩せて・・」

久しぶりに見た幼馴染は予想以上に細く痩せていて

「来てくれてありがとう」　ってより小さくなった顔で言った

遺影のおばさんはふっくらと丸く笑ってた

Aliceは母と出かけた

懐かしい顔を２つ見つけた

お互い幼かったあの頃　想像もしなかった人生があったね

おばさんの丸い笑顔を見ていたら　あの頃が蘇って涙があふれたの

Aliceは昭和二桁の母を持つ彼女が羨ましかったんだから

成績優秀で美人でセンスが良くて可愛い彼女は憧れだった

なのに、薄幸オーラ出てたぞ

おばさん倒れてから１２年なんだ・・

お疲れ様　

じゃぁ　これからちょっと自由に幸せになってよね



おばさん　ゆっくり休んで下さい