痛いの痛いの・・・

痛みというのは

痛い間は痛い痛いと意識にあるけど

痛みがなくなっている事にはなかなか気付かずに

少し経ってから・・何かの拍子に痛みが消えている事に気付いて

あ・・治ってる！って自覚する事が多い様に思う


いま　常に痛い痛いと始終その痛みに苦しんでいるのは

アカギレ？　ヒビ？　とにかく指先がパカッと裂けて

痛いの痛いの・・

右手人差し指と親指に集中してパックリ裂けていて

右利きで何でも右でしか不便なAliceには苦痛でたまらない


それでも　からだの痛みは単純だから・・

クリーム塗って　痛たたたたっ　って言ってればそれでいい

朝目覚めた瞬間から　夜眠りに落ちる寸前まで

Aliceを支配していたものの姿が　小さくなって　しかも霞んでいる事に

気付いたのは　昨日だったか今朝だったのか

ふとした瞬間　それまでずんずんと鈍い痛みを刻んでいたそれが

はっきりと何処にあるのかわからなくなっている事に気付いた

それはある意味　心の安らぎ　久しく忘れていた平穏

ひょっとするとこのまま忘れてしまえるのかも知れない

忘れる　と言う言葉は違うなぁ

執着という鎖から解放されるのかな？

いつもいつもそれを想っているのは結構疲れる

でもそれがAliceだと思ってたし　それでないと違うって思ってた


多分　あの日悟ったの

どんなに想っても　力を尽くそうとしても

必要としてもらえなければ何かの役に立つことなんて出来ないんだって

歩み寄って　差しのべた手を見てもくれなかった

あの頃とは　すべてが違ってしまってるんだね

いつの間にか　痛みは消えて　そんな想い自体忘れてしまうんだろうか

せっかく笑ってたのに・・　悲しいね

ずっと　あの夏のままAliceの傍で笑っていてくれてたら

あんなに悲しい顔見なくてすんだかも知れないじゃない

なんて言うのは反則だね＾＾


祈るしかないAliceは　あなたの分もしっかり願ってあげる

みんなの明日が優しい未来でありますように・・