最重要課題

　故キョウちゃんのお気に入り

家族が夕飯を食べ終えると、キョウちゃんの時間でした。
籠から出て自由に部屋を飛びまわれる時間・・　でもまずお気に入りのこの場所へ
ダイニングと和室との境の鴨居にかけた洗濯物を干すためのピンチのいっぱい
ぶら下がったハンガー(?)　青いプラスティック製の

キョウが大好きチューをする相手はいくつかあって
籠の天井にぶら下げてたベル、スイングの中央についてる鈴
インコの頭の形をした人形（キイロイちゃんは一緒に埋葬しました）
お嬢愛用のアイボンのボトル、ペンギンのマスコット　などなど
そしてこの洗濯ハンガーのハンドル部分
ツルツルして気持ちが良かったのか頭をすりすりしてから優しく＆激しくチューしながら
大好きをチューっと熱く語ってた・・

ピンチのぶら下がってる平らな部分の上面にはまだフンが残ってるんだけど
あえてそのまま使ってる（鳥好きならわかってもらえると思うがフンまで可愛いのだから）
だが我が家のベランダは日当たりが良過ぎるせいかプラスティック製の干し器具は
すぐ劣化してピンチをつないでいる棒状の部分が折れて、どんどんピンチが欠落してゆく

今のでもう３代目なのだが、はじめ３６個あったピンチが既に１０個減って２６個になっている
もうかなり、小物を干すのに不便なのだ。　　　
が、しか～～～～～～し！
何と言ってもこれはキョウが実際にとまっていた最後のハンガー
私には新しいものに買い換えるなんてできな～い
しかし、このままピンチの数が減ると困る～～
毎朝この残された可愛いフンに語りかけながら洗濯物を干しているのに・・
いったいどうすればいいのか・・
これはいま私に課せられた最も重要且つ深刻であり早急に解決しなければならない問題
なのである。